ひのすけまるの珍道中

ひのすけまるです。ハワイへの一時逃亡予定が勢いあまってロサンゼルスに行っちゃうっていう記録です。

ハワイとロサンゼルス奇跡みたいなコト

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こんばんわ。またもや久しぶりの更新です。

あれから一ヶ月とちょっと。無事に企業チェンジをすることができて、ただいまロサンゼルスに生息しております。この一ヶ月嘘みたいにバタバタして、たくさん色んな事を考えて、たくさんお金を使って、そしてたくさんの人にお世話になりました。

なにから書いていいか分からないんだけど、ハワイ後半の事を少し書こうかと思っています。

わたしの企業チェンジが確実に決定したのは10月31日。ハワイでのお仕事最終日でした。その時点で実はもうロサンゼルス行きの片道切符も購入済み、住む家も探し住み、車の免許も取得済み、あとは移動するだけっていう状態だったのですごくほっとしました。

まあ、どうなっても最後の一ヶ月はロサンゼルスで生活しようと思って進めていた移動の準備だったので、無駄になる事はなかったにしても、この後あと1年間アメリカで生活する事ができるという良いのか悪いのかわからない切符をいただけたわけですから、その時にはやっぱり嬉しかったです。

確実にロサンゼルスで生活をすることが決まってからは、色んな人にお別れ会や思い出作りをしてもらいました。たった(?)5ヶ月の間にこんなにたくさんの人に出会って、こんなに良くしてもらえてたんだなーとしみじみ思いましたし、後半になって急に色んな話しをするようになれたお友達もいました。なんなんでしょうなあ。海外で出会った人との「じゃあねー」「またねー」は、途方もなく遠いところにあるように感じてしまいますね。

そしてハワイ最後の日には今思い出しても奇跡みたいな体験もしました。あまりにも嘘みたいな出来事なので、ちょっと記録しておこうと思います。 

ハワイ最後の日11月5日。その日の夜11時にわたしはホノルル空港を飛び立つ予定になっており、最後の日はルームメイトとそのお友達と3人で夜ごはんに行く約束をしていました。

夜ごはんの前に最後のチェックをしていたら、ポストに手紙が届いていたので中を見ると、ハワイであわてて取った運転免許証が届いていました。移動後にルームメイトに転送してもらうつもりでいたので、あらやだラッキーくらいの気持ちで免許証を財布にいれ、そのまま3人で夜ごはんを食べに行きました。

食事に行った場所は、話しさえ出来れば良いよねってことでロイヤルハワイアンセンターのフードコート。そこで将来の話しやら今までの思い出なんかを延々と話し、最後の夜にふさわしいわーなんて思いながら飛行機の時間3時間前になったのでフードコートを出て家路に向かいました。

最高完璧!なんて思っていたのに、帰り道の途中で財布がない事に気がついちゃったから大変。最後に財布を持っていた場所はフードコートという記憶しかなく、頭は真っ白。日本の免許証もハワイの免許証もクレジットカードもデビットカードも全部入ってる財布をなくしたんですなー。あほですなー。

冷静になれー冷静になれーと、まずはフードコートの自分たちが座っていた席を確認しにいくと財布なんかありません。あたりまえ。いちお念のために周りに座っている人々や掃除のおばちゃんに、財布を忘れた事、財布の色、形を伝えて聞きまくったけれどあるわけありません。あたりまえ。

で、3人のなかでもしっかりもののルームメイトのお友達が、こういうところには防犯カメラがあるからそれを見せてもらおうという事になり、セキュリティーセンターに移動。今の状況とわたしが今夜ハワイを発たなければ行けない事を伝えビデオをみせてもらえないか交渉すると、警察に届け出ないとビデオを見せる事はできないとの事。

悩んだ結果、とりあえず財布の面影だけでも見られれば…という気持ちで警察のお世話になることにし、一通り事情徴収されたあと、ビデオには何も写っていなかった事を知らされました。

これでもう何も出来る事はなくなったわけですが、ロサンゼルスに到着してからすぐ予約してあったレンタカーの事、クレジットカードの事、日本の免許証の事を考えるとちょっとどうしていいかわかりません。という感じでした。

亡骸みたいに足を引きずってトボトボ家路に向かうわたしに変わって、ルームメイトとそのお友達が銀行のカード停止センターを調べてくれたり、ハワイの運転免許証の再発行について調べてくれてたりしてましたね。ダメダメな人間の周りにはなぜかしっかり者が集まりますね。素敵なコトね。

そういうわけで色んな物を全部なくし、唯一あるのはへそくり袋。飛行機を1日遅らせてハワイの免許証を再発行するか、はたまた全てを捨てて飛んでゆくか…3人で会議を開き、飛行機に空きがあるか探してみる事にしたその時であります…

家のドアをものすごい勢いでノックする音がしたのであります。

びっくりしながら恐る恐る3人でドアをあけると、そこには警察官のおっちゃんが立っていました。そして「ひのすけまるはここにいるか?」と言うのです。

そうなのです。警察官のおっちゃんがわたしの財布をたまたま拾ってくれていたんです。わたし達が財布を紛失して警察に届けていた事など知らず、たまたま偶然ロイヤルハワイアンセンターに何かを飲みに行ったら拾ったと言っていました。そして届いたばかりのハワイの運転免許証に書いてある住所をみて、わざわざ届けてくれたのでした。ハワイの免許証が入っていなかったら他に家の住所を示す物はありませんでした。すごい。

警察に届け出ていた事を伝えると、書類をつくるのが面倒だから直接届けちゃったテヘッみたいな事を言ってました。そしてこれもすごいんですけども、この警察官のおっちゃん、ルームメイトがハワイに来たばかりの時に財布を無くした時にも財布をみつけてくれたのだそう。

こうして財布が手元にもどってきたのがフライトの2時間前。クレジットカードも2枚あるうちの1枚は止める前だったし、バタバタと家を後にしてロサンゼルスに向かったというわけです。

財布をなくさなきゃ良かっただけのことなんですけども、色んな偶然と色んな奇跡みたいな事が重なってお財布が手元に戻ってきてとても不思議な気持ちでした。

中身ももちろんなんですけど、とても大切なお財布だったので戻ってきてすごくうれしかったし、もうなくさない!大事にする!ハワイありがとう!と思った出来事でした。

ロサンゼルスに来てみて思う事。

ロサンゼルスに住む人とはまだまだ出会っていないけれど、思い返すとハワイの人はみんなやさしかった。日本しかり、ハワイしかり、離れてみなきゃわからない事がとてもおおい。だけど、離れてから気がつくくらいならば離れる前に良いところをしっかり見ていこう、と思う。

そして最近は毎日のように駐禁を切られていて本当は泣きそうなんですけど、これもいつかは笑い話になるんだと思ったら何が起きても全然平気と思ってしまう。強くなったのか図太くなったのかわからないけれど、珍道中ステージ2がはじまったわけでありました。